1986年ドイツで過ごす2度目のクリスマス。参考にとこの本を買ったのかしら。アドベント、クリスマスの装飾のアイディアやクランツ…リースの作り方などとても細かく図解入りで説明してある。この赤色の民芸調の食器とグリーンのツリー、ろうそくの周りにグリーンの葉をあしらい4個置いてある。お菓子・・シュトーレンも懐かしい。実はあの頃はそれほど美味しいとは思わなかったのに今は好きなお菓子。赤と緑、可愛い。
へヴンリーブルーの蔓、ヒバの葉、バラの実、松ぼっくりで作ったリース。最後に赤茶色に枯れ、くるくるとした蔓を巻きつけ、赤いリボンを巻いた。ドアに掛けようと思っていたけれど。玄関先に置いてある本当のソリ…にかけてみた。一度グリーンに塗り替えたけれど禿げてきた。このソリも懐かしい。ドイツにいた2度の冬はどちらも大雪だった。子供たちは家の近くの公園の斜面でそりに乗せてもらいすべり大喜びした。4歳と2歳だった。このようなソリで遊ぶ子供たち,白い雪の中、色とりどりの帽子や手袋をつけ、まわりは深い緑色の針葉樹。その光景はまるで絵のようだった。このソリは帰国してすぐ偶然にフリーマーケットで見つけ本当に嬉しくて買った。2度だけ、遊べたと思う。こちらでも大雪があったのだ。しっかりとしたつくりだから少し手入れしておこうかな。そのうち小さな子がこれで遊べるかもしれないからね。