岡先生教室、今年は「Nutcraker Tin」 2008年ジョーソニア作品で始まった。ティンの箱はないので注文の木製に替えて。ふたの絵から。くるみ割り人形とネズミ、アーモンドやくるみ、殻付き落花生、クリなどが美しいスクロールと共に描かれている。ベースコートをしナッツ類の特徴に気を付けて描く。くるみ割り人形と手前のネズミ以外は濃く描きすぎないように。
出来上がりに近づいていく描く過程がとてもおもしろそう。先が楽しみです。
箱の手前のくるみ割り人形はだいぶ前にドイツの友人からのクリスマスプレゼント。口にくるみをはさんでほんとに割ることが出来る.
殻付き落花生を入れた籠の柄にかけた真鍮製のくるみ割り人形のオ-ナメントも古いドイツのもの。表裏同じ。物語の原作者エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマン(1776-1822)はドイツ人。小説家でもあり画家、作曲家、詩人デ、多彩な人だが本職は裁判官だったそう。
「くるみ割り人形とねずみの王様」(1816年)が物語の原題。
蓋の周りに登場人物の名前と妖精。前面にはドロッセンマイヤー老人と兵隊人形が、横面にはクララと雪の精、プラムの妖精、裏面にはクララがお人形の大きさになってしまう12時の時を告げたフクロウの時計を描いていく。チャイコフスキーのバレエ音楽を聴きながら描くと楽しそうねですね。