佐野桜
佐野籐右衛門氏が実生苗一萬本から選抜育成し、植物学者牧野富太郎博士が命名されたという、佐野桜。初めてみることができました。いつもはもう散っていたので。品よく貫禄を感じます。おくばせながら氏の著作数冊を思わず注文してしまいました。いつか京都のお庭も拝見したいです。
この桜の木には鳥が沢山止まっている。近くの方がれんじゃくという鳥よとおしえてくれた。濃いグレーに赤みがさしたような色合いに頭の上にとさかのような飾りがある。この鳥にも初めて会いました。
ここは若そうなしだれ桜の木が沢山ありこれから見頃になりそうな咲きかげん。淡い三俣の黄色とよく似合っていました。でも去年の記憶がないし、整備されたところでしょうか。そういえばお昼のお弁当を開いたあずま屋も新しい?
もう駅のソメイヨシノもちりはじめ、華吹雪。昨日タクシー京王線を乗り継いで母と帰って来ました。春の土曜日、混雑は仕方ないけれど、つくづくお年寄りには生きにくいこの頃かなと感じます。便利な世の中になっていても、結局この世は人の心が大事なのよね・・・と。でもあれこれ不平を持ってはストレスがたまるだけ。そう思いなおし、散り始めてはいても、桜を一緒に見ることができてよかったと。