子供たちへの贈り物を包み送りだし、セミナーの作品も仕上げの少し手前まで描きクリアーグレイジングメディウムを全体に塗り、一休みさせている。
いろいろ材料や絵の具などを出して作業していた机の上を、片付け、何もなくしてみる。そうすると落ち着いて、一番気になっていて、したい、描きたいものがわかり、やる気が出るから。
雨上がりに庭に出て一回りしてきた。
雨上がりの庭のみずみずしい緑。ホスタの大きなつぼみ。
花は長持ちしないが、すっきりとした白い花と緑の葉。
イタリアントマトはまだ赤い実を収穫できていない。土が合わないのだろうか。落ちなければいいなあ。
咲きすすむと終わりは本当にグリーンになるグリーンアイズの白いバラ。
ドライフラワーになりかけた、がくアジサイと、ブッドレア、香りのよいイタリアンジャスミンを水差しに入れた。
この金属製の水差しはギリシャの博物館収蔵の古代の水差しのレプリカ。
1985年夏、生後6ヶ月の長男、二人の娘とともにオットについてアテネ、ロドスに行った。ドイツで生活していたころに。
帰宅してしばらくして、大家さんでもある、教授の夫人が新聞を見せてくれた。「日本の休日に大きな飛行機事故が起きたわ・・・」と。
1985年8月12日の日航機123便の事故だった。当時は日本の情報は少なかったから、よく記憶に残っている。
あれから25年。
それにしてもこの30年ほどの間、大きな事件や事故が起こり、いまだに解明や解決できないことのがなんと
多いことか。事故、事件だけでなく、わが子の虐待や、不明の高齢者、…日常の悲惨さも。これから何が起きるのだろう。何が浮かび上がってくるのだろう。見て見ぬふりをしていたことも・・・。
暗くなってしまいました。重いですね。でも忘れてはいけないこと、目をそむけてはいけないことも、普通に一人ひとりが自覚していることも大切でうよね。
少し暑さも和らいだお盆ですが、どうぞご自愛くださいますように。