11月には雪も降るドイツの長い冬。11月に入ってすぐに子供たちが手にランタンを持ち冬の暗い道を照らしながら御近所を周り各家からお菓子をいただくお祭りがありました。
アメリカのペインター,ヘレンバリックさんのサンケイソレイユ来日セミナーの一作品1999年。二人が持つ月と星のランタン。周りのチェックや雪だるまをマジックスポンジで押して描いてしまうテクニックも楽しかった。
ヘレン バリックさんは優しいおばあちゃんという感じのかわいらしい方。描かれる子どもたちも本当にかわいらしい。
ベンチに描いてあるのはジョーソニア作品Plum Pudding Raggies 1989年 SWEET DREAMS by JO
SONJA & DAVID より。
雪のちらつく町中、クリスマスの前はお店も明るく買い物を楽しむ人もたくさん。寒くてもね。
お人形たちのクリスマス。
ニュールンべルク製の木のランタン。
ランタンを持ち歩きながら子供たちがうたう歌。
Eちゃんが好きなこの古いオルゴールの子守歌。優しい優しい調べ。
12月6日はセントニコラウス祭ですが、スイス、アルプス地方ではセントニコラウスはクランブスというなまはげのような怖い従者を連れて子供たちにプレゼントかお仕置きかを与えるのです。いい子でいないとね。
ザルツブルグ近く、ドイツ べルヒテスガ―デンのお店で見たこのセントニコラウスとクランブスの描かれたボックス。ここにはニコニコして白いひげに赤い衣装のプレゼントの袋を担いだサンタクロースの絵はありませんでした
セントニコラウスの赤い衣装は法衣によるものだそうですが、ドイツのサンタクロースは白色や茶色や、緑色の森の色の衣装を着ていますね。モミの木や松ぼっくり、森にあるものをもって。
信者ではないので、クリスマスに関係することはペインテイングするとき、この時期のひと時なのですが、でもいろいろ思い出したり、調べたり、気がついたり・・・楽しみでもあります。
さすがこの数日寒さが厳しくなりましたね。どうぞよい週末と、日曜日をお過ごしくださいね。